ロースモーク効果

ロースモーク効果
弊社では、地を漂う雲海を表現する効果を総称して「ロースモーク」と呼んでいます。「ドライアイス」「コールドフロー」「ヘビーフォグ」「チラー」などといった名前がありますが、発生方法により質が異なります。主にステージ上を雲海で埋めるように使用します。高所から白煙を落として滝のように見せることや、送風機を使って白煙を柱状や風のように見せることもできます。演出意図に応じて、さまざまな表現が可能です。

ドライアイススモーク
効果の内容
内蔵ヒーターでお湯を作り、ドライアイスを反応させて白煙を発生させます。この煙は炭酸粒子の周りを水分が覆っているもので、重く沈んだ白煙です。多少の空気の流れや熱源に触れても舞い上がることはありませんが、床面が湿る特徴があります。他のロースモークとは白煙の濃度や重量感などの質感が異なるため、使用場面や状況に応じた適切な使い分けが必要です。

ドライアイススモークマシン仕様
外寸:H990×W400×D1010(mm)
本体重量:80kg(水なし)
使用水量:約90リットル
効果使用時総量:210kg
電源:100V20A×2口(形状C型30A)
電源投入から1時間半から2時間でスタンバイ可能です。ドライアイスは最大40kg投入可能で、全力で3〜4分発煙できます。発煙後にお湯の温度が下がると、再度スタンバイ時間が必要です。

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LSG(ロースモークジェネレーター)
効果の内容
スモークマシンと冷却装置を使用します。LSGは通常のスモークマシンに比べて大型で、発煙量は5倍、その分冷却媒体の消費量も多くなります。通常は空気中に拡散するスモークを冷却装置で雲海のように地表を漂わせ、幻想的な雰囲気を作り出します。制御システムはコントローラを交換することで手元での操作や、複数台を「DMX信号」で一括制御することが可能です。小規模ステージから大規模会場まで幅広く利用できます。