迫力?感動?特殊効果の演出でどんな舞台効果が得られるのか?

スポーツイベントや舞台では演出上の効果を高めるために、特殊効果を使用したいと考えている方は多いことでしょう。
スモーク(煙)や光を生じさせたり雪を降らせたりすることで、その場面の雰囲気をより際立たせたり、背景に景色の写真を映し出して実際にその場にいるかのように見せたり、銀テープや紙ふぶきといった仕掛けによって驚かせたり華やかさを加えたり・・・
特殊効果は、舞台での演技を更に観客の心に響かせるための、“迫力”や“感動”をプラスするお手伝いをすることが出来ます。

しかし、スモークマシンや火薬を舞台に持ち込むことや、ろうそくなどの裸火の使用は禁止とされています。
その許可を得るためには、所轄消防署に解除申請を行う必要が出てきます。
やりたい特殊効果と、実際に行える特殊効果は異なることがあります。
禁止行為の項目でなくとも、舞台の大きさや環境によっては危険であったり、実際に依頼された側の想像しているものと装置の機能に認識の差があったりすることも・・・
そのため、舞台の特殊効果使用に関してはプロである私たちに頼ってください。
希望される演出に対して可能な限り理想に近づけた形で実施いたします。

また、舞台には舞台監督さんや大道具さんなど、役割が決まっているスタッフさんも多いと思いますが、不慣れな装置の場合はこちらから人員を派遣して当日操作に伺います。
ここ最近ではデジタル機器による特殊効果が中心となってきていますが、舞台では生のお芝居を見るため、パソコン専用の機材やソフトではなく、空気を体感できるように実際に熱を感じたり煙を感じたりする方が刺激的で観客の心も掴めると思います。
2次元のスポーツ系の漫画やアニメなどを3次元の世界で表現する、2.5次元舞台の人気が高いことから、まさに「体感」という部分を大切にした演出がよく見られます。
原作の世界を忠実に表現していくために、非現実的な効果が必要になるため、先述したような効果を積極的に取り入れたりしているのです。
一体あのスポーツアニメを舞台でどうやって表現するの??という多くの人の疑問の壁をぶち破る背景には、舞台俳優の素晴らしい演技力と細部まで作り込まれた斬新な演出方法、そしてそれを支える特殊効果の存在があります。

これから新しい挑戦として、難しいとされている作品の舞台化を目指している企画の方々、常識を破った舞台制作に特殊効果をぜひお役立てください。
もっともっと舞台魅力が多くの方に広まっていくと嬉しいです。