特殊演出と言えば、ドラマで雨や雪を降らせたり、アクションで火事を起こしたり、ライブ会場で光を放ったり、背景作りからステージに色を添えたりと用途も多種多様です。
そしてこれらはスポーツ現場(試合)やそのイベントでも大いに大活躍することでしょう。

スポーツと言うと競争や戦いというイメージがまだまだ根強い日本ですが、海外に目を向けてみると、スポーツをエンターテイメント性のあるものとして捉えているようです。
例えば試合と試合の合間、一つの試合の中でもハーフタイム等を利用して音楽ライブやショーを行ったりして、試合を観たければ❝会場に行く❞という習慣がしっかりと作られています。

こういったスポーツのエンターテイメント性は日本では低いように感じ、そのため試合を観に来る人も少なくなり、スポーツ興行収入が低いと言われています。
昔と比べたら最近では増えつつありますが、海外に比べるとショーの規模が小さく、そもそもそういったことが行われていること自体を知らない人もいるようです。
これまで以上にスポーツ関係の現場を発展させていくために、スポーツを観に行くことが楽しいと思わせるショータイムを設け、そこで特殊効果を使用することで非日常空間を味わわせるような工夫をしていくことが重要です。
習慣になるまでは道のりは長いかもしれませんが、少しずつでもイベントを増やし、出来れば周りの飲食店などと協力して会場外から雰囲気を作ることも、エンターテイメント性の向上に影響していくことでしょう。

特殊効果では光の演出からCO2ジェットの発生や火炎など、複雑で壮大なものからレンタルでお客様自身に操作してもらうものまで幅広く取り扱っているので、選手に効果の機器を持ってもらって一緒に参加してもらうことも可能ですし、ゲストを呼んでステージパフォーマンスの演出に使用するも良いと思います。
既に格闘技では取り入れている団体も多く、内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。
昨今のアニメ人気にあやかって、選手のキャラクター性をアピールした演出なども盛り上がると思います。

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