圧巻の炎で心が躍る!人目を引くなら特殊効果演出の会社へ!

特殊効果の演出には、煙や光、炎を使ったものがあります。この中で一番インパクトがあるのは、やはり炎を使った演出でしょう。炎はすべてを焼き尽くすので、人は心理的に炎を恐れます。だからこそ、炎を使った演出は人の注目を惹きやすいため、有効な特殊効果となるのです。ただし、特殊効果で本物の炎を使うことは、あまりありません。大勢の人が集まる場所で、炎を使うのは危険が伴います。そこで、本物の炎を使わずに炎らしい演出をするのが、特殊効果の腕の見せ所です。

たとえば、スパークラー効果もその1つです。これは、チタン合金の粉末を電磁波で加熱し、空気圧で噴出して疑似的に炎を作り出す手法です。火薬を使わずに吹き出し、花火のような演出ができるので、安全性が高いのが最大の特徴です。このような、疑似炎を使った手法が使われる一方で、本物の炎を使った昔ながらの演出も健在です。Gフレームという機器を使った手法では、フレームボール(火の玉)、フレームプロジェクター(火柱)を作り出すことができます。噴射ノズルを交換すれば、炎の大きさを調節することができるので、ステージの広さや高さに応じて、適切な炎の演出が可能です。

鉄製のノズルから噴射される炎は、連続噴射も可能で、しかも遠隔操作で制御できるので安全です。コンサートなどで、曲のリズムに合わせて炎を噴射させると、かなりのインパクトがあります。コンサートでは定番の演出となっているので、テレビなどでも目にする機会の多い特殊効果です。炎を使った演出には、これまでに紹介したような、炎を噴射するタイプのほかに、静かに燃えるだけのかがり火と呼ばれるものもあります。かがり火にはLPガスや灯油、薪などが使われますが、薪を使うと火の粉が出るので、独特の雰囲気が醸し出せます。

また、薪を燃やせば煙も出るので、リアルに火を燃やしているという感覚が伝わるのも、特徴として挙げられるでしょう。LPガスや灯油を使えば、燃料を補給することによって、長時間燃やし続けることも可能です。特殊効果で使われる炎の中には、これまでに紹介したような本物の炎や疑似炎のほかに、炎に見えるだけという演出もあります。これは、シルクの布を風で吹き上げ、そこにライトを当てることにより、火が燃えているように見せるものです。狭い場所など、本物の炎を使うことができない状況や、展示会場などで安全面の配慮から、炎を使えない場合などに用いられます。シルクの布がはためくだけの演出ですが、赤いライトを当てたりスモークを併用することによって、リアルな炎に見せることができます。