サッカーのＪリーグはこの約３０年もの間、大人から子供まで多くのファンに愛されてきました。
サッカー人口は少子化に伴って減っているだけでなく、この数年間で感染症の影響はスポーツ界にもおよび、観戦に行くという流れが一旦ストップしてしまったことが原因でも減ってしまっているのです。
無観客試合という、何とも寂しい試合会場が当たり前のようになってしまい、今後以前の観戦の賑わいを取り戻すことが出来るのか、またサッカー人気を取り戻すことが出来るのか、自粛ムードが落ち着いてきたこれからが勝負だと思います。

スポーツをやる子供が減っているとは言え、まだまだサッカーは国内でも人気のスポーツです。
ワールドカップが行われれば普段サッカーにあまり興味がない方も、この時ばかりは日本チームを応援しています。
何かきっかけさえ掴めれば、サッカーの面白さに気づいて新規ファンになってもらえる可能性はどこにでもあるので、その第一歩として観戦現場を華やかに彩ってみるのはいかがでしょうか。

❝Jリーグの観戦は他のスポーツとは一味違うぞ❞と思わせるためにも、選手との距離がぐんと縮まる特殊効果を使った演出をしてみませんか。
例えば、選手出演のミニドキュメンタリーを放映して、その後に大掛かりな火花が会場を包んでから選手が入場したり、選手とゲストとして訪れたタレントがコラボ―レーションして、手持ちのキャノン砲からサイン入りテープを飛ばしたり、プロジェクションマッピングによる選手紹介を行ったり、派手だと言われるくらいのパフォーマンスを行って興味を引きつけていきましょう。

最初はミーハー的な要素から関心を持ってもらうのでも良いと思います。
「そこまでサッカーは好きではないけれど、エンタメ要素が多くて楽しい！」と感じてもらい、スポーツはライブで楽しむものなのだという認識が広まっていけば、Jリーグはもっともっと世界に注目されて誇れるほどの大会となり、熱い戦いになっていくと思います。
きっかけは何でも、その流れでサッカーを知ってもらい、将来的にサッカー業界が底上げされて、日本サッカーのレベルがどんどん上がっていくことを期待していきましょう。

特殊効果は世界共通で人々を興奮させてくれるものですので、それこそ海外の演出に負けないくらいのショーにして、プレミアリーグのように海外からも当たり前のようにＪリーグを観戦に来るようになったら素晴らしいですね。