「せっかくだからゴールデンウィークに子供に特別な思い出を作りたい！」「思い切って連れて行って良かった！」とファミリー層に人気となるＧＷイベントは、イベントが未就学児向けなのか、小学生向けなのか、中学生向けなのかなど、どの年齢層をターゲットにしているかがわかりやすく、ターゲットの年齢層にあったイベント内容になっていること、子供だけでなく大人も楽しめる「いつもは体感できない」特別感のある内容になっていることが成功の秘訣といえます。

特殊効果の演出は、そんなgwイベントの盛り上がりにかかせないといわれておりますが、子供と大人の組み合わせであるファミリー層向けの演出の場合は、盛り上げるためにとりあえず迫力のある演出をすればよいというものではありません。大きな音やドキドキハラハラする演出、暗闇にレーザー光線をする演出など、参加するターゲットの年齢層にあっていない特殊効果の演出だと子供がその空間を怖がってイベントが苦い思い出になってしまったり、イベント自体が「今の年齢だと行っても楽しめなさそう」と集客力が不十分になってしまうこともあります。

例えば、小さな子供向けの特殊効果の演出で人気なのはシャボン玉や水を使った演出、風船や風を吹かせるなど「きれい」「キラキラ」「動きが楽しい」「可愛い」など視覚的に楽しめて怖いことがなく安心して体験できるものが好評です。この小さな子供が楽しめるほのぼのとした安心感のある演出は大人も「いつもと違った楽しさ」の空間を過ごせるので、全年齢向けの演出としても人気です。年齢層が高めの子供をターゲットとした場合は刺激的な瞬間が特別な思い出になりやすいので、キャノン砲からテープや紙ふぶきを一気に噴射する時に音や光をあわせて驚かせたり、スモークマシンや照明を使って別世界にいるような空間を作ったり、通常では起こるはずのない雪や炎の演出で興奮をうながすなど心が震える「ワクワク」する演出が人気です。

また、ファミリー層向けのイベントの場合は子供の成長を記録するための写真撮影はかかせないため、特殊効果による非日常現象を作り上げる会場は、子供の笑顔や様々な表情を引き出す空間として大人の心もくすぐります。ＧＷにいつもと違うことができる「楽しい情報」や「特別な体験ができる空間」は口コミやSNS等を通じた集客力にもつながるので、誰に来てほしいのかターゲット層を決めたら、イベント内容に組み込みたい特殊効果の演出をターゲット層に合わせたものにすることをおすすめします。