どう楽しませる?野外ライブで盛り上がる特効演出とは?
野外ライブでは屋内と比べて派手で大きな特殊効果を実行しやすく、良くも悪くも天候によって効果の表れが変化し、とても興奮する瞬間が訪れます。
野外の音楽ライブでは、今では特効が使われないことは無いとも言えるくらい当たり前のように行われていますが、それでも生の歌声と特効演出を見たら熱いものがこみ上げてくるはずです。
夏のイベントならば四方八方から水の刃が飛び交ってきたり、曲の始まりと共に炎の柱がステージを囲んだり、ライブの終盤で大量にテープが飛び出してきたり・・・何かが起こりそうな予感はしていても、実際に特効が起きた時の驚きは毎回新鮮です。
視覚効果と言って、先にお話した炎や水やテープ、そして霧や紙吹雪などは自分のいる空間に彩が加わったワクワク感や感動を与えてくれます。
耳からは音楽が聞こえ、目にはきらきらした世界が映り、こういった現場はライブならではのメリットなのだという特別感が、また次も行こうと思う原動力に繋がっていきます。
音楽だけでなく、例えばスポーツの試合でも観戦に行かなければ味わえない興奮があるのならば、“テレビで観るのではなくスタジアムへ行こう”と思うようになって、観戦チケットの購買意欲も高まります。
どのように楽しませたいかは、誰をターゲットにしていて、イベントの成功をどういった形で納めたいのかによって変わってきます。
中々CDが売れなかったり、若者のスポーツ観戦離れが起こっていたりと、経済が回り辛いという悩みが多くの企業で起きていると思います。
しかし、一度話題になれば今ではSNSでいくらでも広まっていく時代でもあるので、あっと言う間に認知度を上げ、ライブや観戦に来てくれるようになり、それに伴ってグッズの売れ行きが良くなったり、ファンクラブ会員が増えたりするかもしれません。
中でも野外ならではの特効で大きいものは花火ではないでしょうか?
夏の季節にはピッタリですし、冬の夜空の花火も空気が澄んでいてとてもきれいに見えるはずです。
海外で行われる特効演出でも花火は人気ですし、そのイベントならではのオリジナル花火を作ってみるのも良いでしょう。
また、風の動きに任せて大量の風船を飛ばしてみるのも、空までもがライブ空間のように感じられて、その壮大さが楽しいと思います。
特効演出は演者を引き立たせるだけでなく、ライブという一つの空間をまとめる役割も担っているので、大好きなアーティストやアスリートと時間を共有しているという満足感を生み出してくれます。