スポーツイベントを舞台芸術のように特効で魅せる演出とは?

舞台芸術とは舞台で上映される音楽や演劇、舞踊のことで、オペラや歌舞伎やミュージカルといった多彩なジャンルに分かれています。
舞台芸術は舞台美術や技術、企画制作といった専門的な仕事によって支えられ、大道具や小道具、舞台照明や音響などの役割が必要です。
このような舞台芸術の形は、スポーツイベントを盛り上げていくのに使える技が豊富にあります。

私共が提供する特殊効果も舞台芸術の一部として使われています。
例えばスモークを出して場面の雰囲気を変えたり、雪や雨を降らせてシーンを作り出したり、戦いのシーンで爆破を起こしたり・・・
こういった内容は、スポーツの現場でも活かせるのではないでしょうか?

しかし、スポーツ観戦となると「ルールが分からない」「知っている選手がいない」「マナーがよくわからない」などといった理由から、なかなか現地で楽しめないと思う方が多いと聞きます。

一方海外では全然違って、コート脇でお酒を飲みなが観るという感覚で、まるで居酒屋に行くようにスポーツ観戦に来ているくらい日常の一部となっています。
選手を観に行くというよりも、テレビを見ながらお酒の飲むように、試合観戦現場にいることそのものを楽しんでいるようです。
雰囲気を味わうとでも言うのでしょうか、その場のワイワイしたにぎやかな空間で友人や家族と過ごしたり、飲食を楽しんだりしながらスポーツを嗜んでいるのです。
これが叶うのはスポーツ事態がエンターテイメントとして確立されているからだと考えます。

先述した舞台芸術で使われるような特殊効果を海外では試合中に多用しています。
試合前の選手紹介や開幕の合図、ハーフタイム等で様々な演出が行われ、まるでショーを観ているかのようです。
異業種とのコラボレーションで人気アーティストが登場して歌ったり、火薬や紙吹雪を使って視覚的に楽しめるようにしたり、雲海のようにグラウンドにスモークを出して選手の入場にワクワク感を演出したり、こういったことが起こると試合もまるで物語の一部のように感じられて楽しめるのです。

スポーツ観戦を熱狂的なファンだけのものではなく、細かいルールを知らなくとも“まずは行ってみよう”と思えるような、試合以外の魅力を生み出していくことでスポーツイベントを盛り立てていけると思います。
夜間は特に、照明を使ったショーは非日常空間を味わえて興奮すること間違いないので、家族みんなで楽しめるイベントになると思います。