ドカンと爆破で印象づけ!特殊効果演出なら安心安全です。

爆破は、特殊効果でも特に神経を使います。爆破で万が一ケガ人が出たら、大変なことになります。だから、爆破は安全管理を徹底した上で、行わなければなりません。そのため、爆破を担当する特殊効果の会社は、しっかりした実績のある会社を選ぶ必要があります。爆破シーンは、テレビのバラエティ番組でもしばしば使われます。以前は爆発シーンと言えば、刑事ドラマかアクション映画だけでしたが、最近ではいろんな番組で使われるようになりました。子供向けの戦隊ヒーロー物でも、爆破シーンは必ずといっていいほど出てきますから、今では子供にとってもおなじみとなっています。

爆破は、あらゆる特殊効果の中でもインパクトがあるので、どうしても使われる機会が多くなります。テレビや映画のように、視覚に訴えるメディアでは、爆破のような派手なシーンがどうしても必要なのです。爆破というと、爆弾が地面で爆発するシーンを思い浮かべてしまいますが、ガンアクションも爆破に含まれます。このように、爆破には大きな爆破から、癌アクションのような小さな爆破まであります。また、車が爆発して大破するシーンも、刑事ドラマやアクション映画ではおなじみです。

さらに、建物の爆破シーンや、人が銃で撃たれる着弾シーンも、やはり爆破に含まれます。このように、爆破は映画やドラマとは、切っても切れない関係にあります。爆破シーンでは、ナパームがよく使われます。ナパームはガソリンを噴出して燃焼させるもので、火薬を使わないため、大きな火の玉ができる割に爆発力がないので安全です。テレビの刑事物で、刑事が歩いているバックで爆発が起こって、火の玉が上がるシーンを見たことのある人は、多いのではないでしょうか。ちなみに、少ない火薬で大きな爆発に見せる手法に、セメント爆破があります。

これは、爆破の際にセメントの粉を巻き上げるもので、使う火薬の量に比べて、大きな爆破に見えるので迫力が増します。このように、爆破シーンは映画やドラマで、迫力を出すのに欠かせません。しかし、少量であっても、火薬を扱うのは危険が伴います。そのため、火薬を使う特殊効果は、慎重すぎるほど慎重に行われます。そうしないと、事故につながるからです。爆破は特殊効果に含まれるとはいうものの、ステージなどで使われる特殊効果とは、明らかに違っています。

爆破は、特殊効果の精鋭だけがなし得る、レベルの高い仕事なのです。ちなみに、プロレスでも爆破シーンが使われますが、人が近くにいる場合は、カルシウムの粉を燃焼させて爆破に見せたり、ナフタリンを使うこともあります。ナフタリンは、オレンジの炎と白煙を出すので、爆発に見えるのです。爆破は危険を伴うので、このように、火薬を使わなくてもいい場合は、できるだけ他の方法で代用しています。