女子格闘技の力強さや華やかさを高める特殊効果の演出とは?

女子格闘技と一言にまとめていますが、その内容は様々ですね。
女子空手、女子柔道、女子プロレス辺りはもちろんご存知かと思いますが、女子総合格闘技、女相撲、女子ボクシングなどは、あまり馴染みがない方も多いのかもしれません。
時々テレビで特番のように格闘技の試合を中継していて、それによって少しだけ観たことがあるという方はいらっしゃると思いますが、語れるほど詳しい方は男子格闘技と比べると少ないのかもしれません。
男子の場合はボクシングの試合をはじめとし、格闘技は頻繁に取り上げられるのでまだ観戦者も多く、“こんな感じ”というイメージは付きやすいと思います。
女子格闘技もこれから選手層が厚くなっていき、世間から当然のように受け入れられるくらい広まっていくと嬉しいです。
女子も男子同様にプロレス等の格闘技では、選手の入場に合わせて特殊効果を使用することがほとんどです。

ここで、それまで知らなかった選手のキャラを把握したり、演出そのものを楽しんだりすることが出来て、試合以外では一番の見せ場となります。
女子の場合は、入場曲に合わせた衣装や演出を取り入れることが多く、入場曲のイメージに寄せた煌びやかな衣装とともに、花や紙吹雪を飛ばしたりキラキラとしたテープを舞わせたり、華やかさや可愛らしさを表現出来るものが好まれます。
今や欠かせない選手自身のテーマ曲を中心に考えていくと、素敵な演出になると思います。
炎やジェットスモークの大きな音とともに勢いよく入場することが多い男子と比べて、光やキャノン砲を使用した演出が頻繁に使われています。
照明エフェクトやレーザー、ミラーボールは、女子格闘技の演出に形を変えながら様々な場面で使えるので外せません。
特にライトに関しては、キーライトは選手の被写体に光を当てて、その場で他の要素から目立たせるのに使えますので一発目にピッタリです。
また、フェルライトはキーライトの反対側に置くことで影を消し、通常よりもドラマティックな雰囲気作りに効果的ですので中盤で使用しましょう。
そして、ハードライトは深い影を作って周囲の興奮を生んで緊張感を高めるのに使えますので、ラストを締めくくるのに最適です。
ライトの使い分けと、曲調に合わせたレーザーは選手の力強さや華やかさを引き立てるのに大いに大活躍してくれるはずです。

特殊効果無くして格闘技の演出は成し遂げられないので、選手や試合を盛り上げるためにふんだんに使用して、エンターテイメント性をどんどん上げていきましょう。