球技会場で楽しめる特殊効果の演出にはどんな種類がある?
球技には屋外で行うものと、屋内で行うものがありますが、特殊効果は屋内の球技に向いています。特殊効果は、煙やレーザー、ライト、炎などを使いますが、屋外の場合煙は風で流されてしまい、レーザーやライトは夜しか効果がありません。そのため、特殊効果は屋外の球技には不向きなのです。屋内で行う球技には、バレーボール、バスケットボール、バトミントン、卓球などがあります。これらの球技は閉ざされた空間で行われるので、特殊効果がやりやすい条件が揃っています。
球技の場合の特殊効果は、原則として試合中は行うことができません。そこで、特殊効果が行われるのは、試合前と試合後ということになります。試合前には場内を暗くして、レーザーやライトなどを使って、光の演出をすることができます。レーザーを使って壁に文字を書くこともできるので、出場するチーム名などを表示することも可能です。試合前に、球技場内の空気を汚すことはできませんが、CO2を使えば空気は汚れません。そこで、CO2を使ってスモークを漂わせると、幻想的な空間が作り出せます。
煙やレーザー、ライトなどの特性を生かせば、迫力のある特殊効果が作れるでしょう。試合後は、勝ったチームの紹介を、レーザーで壁に書くこともできます。また、試合中は特殊効果の演出はできませんが、現在対戦しているチームの紹介や、次に行われる試合の情報などを、レーザーを使って壁に書けば、掲示板代わりとして使うこともできます。球技会場では、試合の邪魔になってはいけないので、特殊効果を存分に使うことはできませんが、工夫しだいで球技会場を盛り上げることは十分可能です。球技の試合はそれほど派手なものではなく、淡々と試合が進行していきがちです。しかし、上記のような特殊効果を使えば、会場が盛り上がり、記憶に残る球技大会になるのは間違いないでしょう。
試合時間が長い場合は、途中でインターバルをはさんで、特殊効果の演出をすることもできます。会場内を暗くしてCO2を張り、レーザーやライトを使いながら、ロック調の激しいBGMを流すと場内が一気に活気づきます。少し費用が高くなりますが、薬品を使って疑似炎を作ると、観客の興奮は最高潮に達するでしょう。地味になりがちな球技大会も、特殊効果をうまく使えば、エンターテイメント性の高いイベントに、昇華させることができます。ただし、そのためには熟練したスタッフのいる、特殊効果の会社に依頼する必要があります。特殊効果の経験のない人が、レーザーなどの機器をレンタルしてきて、見よう見まねで行っても、よい結果にはならないので注意しましょう。