イベントにはやっぱり花火でしょ！華やかさの王道ともいえる花火は、演出内容に合わせて使い分けが重要です。
舞台効果用煙火って何？
花火の設置場所から観客までの距離があまり確保出来ない、小規模で行う時に最適な花火を舞台効果用煙火と呼びます。
この花火は電気点火が出来たり、現象時間が決まっていて次の演出に支障をきたしたりしないので、舞台やステージ、スポーツイベントで行う場合にとても使いやすいのです。
花火と言っても花火大会で打ちあがるものとは別物ですが、とても華やかです。
昼花火効果とはどんなもの？
昼花火と言って夜の花火のような光の華やかさとは違って、煙の色や音のインパクトを楽しむものもあります。
煙に色を付けた「煙柳」と呼ばれるものは、中の煙星が柳の枝のように垂れ下がった形になったり、「号砲」と呼ばれるものは大きな音を発生さ、打ちあがった後に音と共に白煙が上がったります。
高校サッカーの試合開始合図にも最適ですね。
音だけを出したい時に使える花火があります。
「号砲 段雷 万雷」と呼ばれる、音だけの効果を出す花火もあります。
運動会やお祭りの当日、パンッパンッというピストルのような音を聞いた事がありませんか？
イベントやテレビ番組の収録などで、合図の変わりに使われることが多い音だけ花火も、立派な特殊効果です。
驚かせたい瞬間や、音でその場面を強調させたい時に役立ちます。
スポーツイベントやカウントダウンでも定番。
海外で見かけるスポーツイベントのオープニングショーや、大晦日のイベントなどで使われる花火は、鉄板ですが誰もが待ち望んでいる演出の一つでもあると思います。
これから特別なことが始まるカウントダウンで、最後の「０！」の後に夜空を彩る光は、感動と興奮で大盛り上がり間違いないでしょう。
音楽と合わせるとより効果的です。
最近の花火大会でも増えてきましたが、人気のアーティストの曲やアニメとコラボレーションした、音楽と合わせて花火を打ち上げる演出は大人気です。
実際にアーティストのライブを行いながら生歌での演出は、さらにファンにとって特別な思い出になると思います。
音楽フェスや、クリスマスやお正月のカウントダウンイベントならばスターマイン効果は華やかでおすすめです。
高く打ち上げたい時のおすすめは？
舞台上で数メートル上に高く打ち上げたいならば、フレイムカラム効果がおすすめです。
海外サッカーの試合演出やライブなどで見るこれは、等間隔で横に並べて一気に点火させることで会場が一瞬にして明るくなり、強い光と共に燃え上がる大きな音はさらに観客を盛り立ててくれます。
曲の盛り上がる部分やメドレーの終盤など、ここぞという時の演出にいかがでしょうか。
低温型ならどこで使っても安心です。
ローカロリー花火と言って舞台効果用花火に属されるもので、低い温度で発火する成分を使っていることによって、触れても熱くない花火があります。
火傷はもちろんのこと、燃えたり焦げたりすることが無いので、室内でも安全に使うことができ、バレーボールなどの屋内の試合演出でも使えます。
低温だからと言って地味な演出にはならず、ゴールド色の火が綺麗に噴射してくれます。
結婚式でも人気の演出です。
最近の結婚式は新しい演出が増えていてすごく進化していると思います。
ウェディングケーキに花火を刺し込んだり、ゲストのテーブルにキャンドルスパークを仕掛けたり、外の広場でカウントダウンや花火シャワーを行ったり、ゲストも一緒になって楽しめる上に、写真にもとても映えるのでピッタリな演出だと思います。
夜の披露宴ならより綺麗に見えますね。
事前に確認しておくと良いこと。
特殊効果花火はそこまでゴミも出ずに後処理は大変ではありませんが、煙はかなりの量が発生します。
そのため換気が可能な状態にしておく必要があります。
また、花火はタイミング命ですので、特にカウントダウンなど秒単位のスケジュールを予定通り行うために、しっかりと無理のない段取りを考えておく必要もあります。
花火を使用する際の注意。
舞台効果用花火も立派な煙火ですので、火薬類販売営業許可を取得した業者が取り扱う必要があります。
依頼する際には確認をし、決して素人だけで行わないようにしてください。
テレビでの演出も必ずプロが行っています。
また、ほとんどの場合は所轄消防署への申請が必要となりますので、そちらも忘れないよう注意してください。
最近の花火は安全かつ華やかなものばかりなので、これまで以上に人気が高まっている特効ですが、場所やイベント内容に合った花火を選択し、ベストタイミングを狙ってゲストに仕掛けていきましょう。