特殊効果でも有名で定番のキャノン砲。いったいどんな場面でどんなものを飛ばすことが出来るの??
キャノン砲の仕組みはどうなっているの?
キャノン砲は圧縮されたガスボンベを瞬間的に破ることで、一瞬に出る力を利用して中に入っているテープ類を飛ばすという仕組みになっている装置です。
テレビでも観たことがあるかもしれませんが、キャノン砲の中のものをより美しく見せるためには、より高いところから発射させ、観客の上からキラキラと降り注ぐような形で飛ばすことが重要です。
キャノン砲の成功に必要なのは明るさです。
キャノン砲をより素敵に演出するためには、会場内の明るさが必要です。
最低でも発射される数秒前までには会場を明るくし、中から飛び出すものがキラキラとしっかり見えるようにしてください。
ステージだけでなく観客席も明るくしておかないと、良く見えないまま終わってしまいます。
キャノン砲の種類はどのくらいあるの?
キャノン砲にも色々な種類があり、コンサートホール用、ステージ上に設置する用、オブジェ用、手持ち用と分かれ、大容量型、万能型、簡易設置型、トラス設置型などの装置があります。
中に仕込みたいものの大きさによっても変わるため、どれが適したものなのかは事前にプロに相談しておくと良いでしょう。
コンサートやライブで盛り上がります。
音楽のカウントダウンイベントやアイドルのライブなど、音と合わせて使うキャノン砲はやはり特別です。
オープンニングでアーティストの登場と同時に発射させたり、曲の盛り上がる瞬間やメドレーの終盤のサビで発射させたり、ラストをキャノン砲のテープと共に飾ったり・・・
ファンにとってはキャッチしたテープを大切に持ち帰るくらい、待ち望んでいる演出ですね。
スポーツ関係のイベントならではの使い方があります。
スポーツイベントや試合でも特殊効果を使われるシーンが増えてきた昨今ですが、コンサートなどではメタリック系のカラーテープを飛ばすのが主流となっていますが、スポーツらしく、サッカーボールやチームTシャツを飛ばしてみるのはいかがでしょうか?
筒に入るサイズのものまでなら、ある程度の重さまで飛ばすのが可能です。
文化祭や結婚式でも気軽に使えます。
文化祭や結婚式などのイベントでも、会場内で使えば特別感が増してゲストもより楽しめるはずです。
文化祭のステージならばバンドを組んで披露する時や、結婚披露宴の入場カウントダウンや余興の時など、最近では積極的に特殊効果を取り入れる傾向が強いので、きっとハマると思います。
初めてでも使いやすい装置があるので安心してください。
ハンドガンは誰でも使いこなせる優れものです。
手持ち型はハンドガンと呼ばれるものがあり、軽くて持ちやすく、誰でもあらゆる場所で使うことが出来る優れものです。
ちょっとしたパーティーで使いたい時や、サッカー選手に一人ずつ持たせて各々観客に向けて飛ばしてみるなど、使い方も様々あります。
カートリッジ式の圧力で意外にも5~7メートル飛ばすことが出来ます。
使用できない場所もあるので注意を。
電線に近い場所は引っかかった時に火事を起こす危険があるので、必ず避けてください。
また、風の影響を受けやすい環境では、仕込んだネタが思わぬ方向へ飛んで行ってしまうこともあるので、確認が必要です。(屋外で雨天時の使用も避けた方が良いでしょう)
そして卓球など屋内スポーツの会場も、装置によっては天井にぶつかる可能性から使えない場合があります。
後片付けを視野に入れた、仕込みのポイント。
テレビ収録やイベント終了後は地面に落ちたネタを拾い集めたり、どこかに引っかかってしまったものを取ったりと、後片づけが大変な部分は否めません。
しかし、例えば紙テープがネタの場合、長めにしておくこと少し楽になります。
高い場所に引っかかっても下から引っ張って取れますし、床に落ちたものも、細かなネタより一つが大きいものの方が集めやすいからです。
安全対策をしっかりと行いましょう。
例えば先述したスポーツ関係のサッカーボールやグッズなどは、紙テープよりも重さがあるため、万が一観客に当たった場合の衝撃度合いや、飛ばしたい方向に飛んでいくのか等を事前にテストするようにしてください。
そして、風の影響の少ない高さのある屋内での使用が基本ですが、屋外の場合は周辺の建造物などの状況を事前に確認して注意するようにしてください。
キャノン砲はとても華やかで可愛らしいイメージがありつつ、イベントの定番特殊効果としても人気ですので、これを喜ばない観客はいないと思います。
あらゆるネタを仕込んでオリジナリティを出してみるのも面白いと思うので、是非色々と工夫してみてください。