舞台美術のような質の高い特殊効果は観客の心に残ります。
エンターテイメントの中でも舞台をパフォーマンスの場としたものはたくさんあります。
ミュージカルや音楽のコンサート、ライブやバレエなど、それぞれ表現するものは違いますが、舞台の上に立つ演者が居て、その人達のパフォーマンスが与えるパワーによって観客は心を満たしていきます。
そのパワーをより大きなものに、観客を演者たちが表現する世界観へと引き込んでいくために、仕掛けを作るのが舞台美術の仕事です。
空間を演出する影の表現者でもありますね。
これは特殊効果を企画していくことにも当てはまるのではないでしょうか。
実際に舞台でも特殊効果はたくさん使用され、演出に大きく関わっています。
冬のシーンでは雪を降らせ、悪天候のシーンでは霧やスモークを出し、特殊効果無くして舞台美術は成り立たないと言っても過言ではありません。
しかし、舞台美術の仕事はその他にも衣装のデザインを考えたり、小道具を作ったり、装飾を作ったりと多岐にわたります。
もしも、舞台美術のように細かなところまで考えた上で特殊効果を企画してみたら・・・?
スポーツイベントの目的や意味、ライブのテーマやドラマの設定等、ただ盛り上げたいだけではなく世界観を具体化していくためものとして捉えたら・・・?
ただの賑やかさのプラスだけでなく、もっと深いところまで観客の心に残るイベントになるのではないでしょうか?
私たちは特殊効果を設置して安全に演出を実行するだけでなく、イベントの目的を理解した上で、様々な特殊効果の利用方法について提案しています。
むやみやたらに炎を出したり火花を散らしたりするのではなく、しっかりとやる意味や表現の方法を考えてのご提案なので、一回やって終わりではなく次回へと繋がる内容を目標としているのだと、安心してお任せください。
感染症が段々と落ち着き始め、“お祭りを再開して地域を盛り上げたい”、“バスケットボールの試合を多くの人に観戦してもらいたい”、“初めてのドームツアーを満員で成功させたい”といった、多くの集客を望んだ時に特殊効果を使ったショーや演出はとても力を貸してくれます。
花火を使って開幕の喜びを共有したり、一人ひとりがより目立つようにカラーテープやカラースモークで登場を華やかにしたり、イベントの主役をより際立たせて周囲を同じ世界の中で一つにしていくような、温みのある質の高い特殊効果の使用は、きっと観客の満足度を高めていくと思います。