ラグビーやフットボールもスポーツイベントは特殊効果がカギ!

日本では野球やサッカーが盛んです。競技人口も多くファンも多いので、ラグビーやフットボールは、野球やサッカーに比べると、少しマイナーなイメージがあります。しかし、フットボールの本場アメリカでは、野球やサッカーよりも、フットボールのほうが断然人気があります。特にスーパーボウルと呼ばれる、アメリカンフットボールの決勝戦の日は、まるでアメリカの祝日のようなにぎわいで、全米中が沸き立ちます。しかし、日本ではフットボールは、それほどの人気はありません。ラグビーも同様に、競技人口もファンも少ないのが現状です。

この状況を打破するには、特殊効果を使うのが有効です。近年、東京の国立競技場で行われたJリーグの試合では、競技場の屋根から盛大に花火を打ち上げ、空には200機ものドローンを飛ばしました。これほど大規模な特殊効果は、これまでに例がありません。花火はともかく、200機ものドローンを飛ばして制御するとなると、かなりの費用がかかります。もちろん、費用を掛けただけの効果はありますが、それだけの予算が組めるかどうかがポイントです。もし日本のラグビーやフットボールの主催団体が、それなりの費用をかけて特殊効果を行えば、注目度が上がるのは間違いありません。

200機ものドローンを飛ばすほど大掛かりではなくても、夜に行われる試合であれば、低予算でも有効な特殊効果を行うことができます。たとえば、レーザー光線やサーチライトを使った特殊効果も有効です。屋内のステージであれば、白煙を焚いた上でレーザーやライトを使うと、かなりの効果があるのですが、ラグビーやフットボールの試合は屋外の広い場所で行われるので、白煙は風で流れてしまいます。そのため、レーザーやライトだけの演出になりますが、それでも一定の効果は期待できるでしょう。さらに高い効果を得たければ、炎を使う方法もあります。

しかし、大勢の観客の前で炎を使うには消防署の許可が必要で、安全の確保もしっかり取らなければなりません。そこで、もっと簡単に炎を演出できる方法があります。それは、薬品を使って疑似的な炎を作る方法です。薬品を使えば、安全に疑似炎が作れる上に、本物の炎と違って連続して火の粉を噴射できるので、使い方によっては本物の炎以上に迫力があります。ラグビーやフットボールを、もっと多くの人に注目してもらうためには、人目を惹く演出をする必要があります。そのためには、費用対効果を考えて、ドローンや花火、レーザー光線やライト、炎などの中から、適切な特殊効果を導入するのが有効な方法です。